【秀吉とねねの寺】高台寺の優美な庭園!ライトアップやプロジェクションマッピングも人気

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戦国時代の有名な夫婦・秀吉とねねの寺高台寺』は、京都の数ある寺社の中でも、庭が見事なことで知られています。
今回は、高台寺とその庭園の見所を見ていきましょう!

 

高台寺とは?

正式名称は高台寿聖禅寺

1606年(慶長11年)、亡き夫・豊臣秀吉の冥福を祈るために、正室の北政所ねね(高台院)が建立しました。

菩提を弔うために<寺を建てちゃう>って、どんだけって思いますよね😲。

ねねさんの思いの深さに驚かされるところですが、実際のところは、この時代において夫の寺を建てることは、そんなに珍しくないことだったようです。

秀吉亡き後、権力者となった徳川家康が政治的配慮から多額の資金援助を行ったため、高台寺は壮麗を極めたといわれます✨。

しかし、たびたびの火災🔥で多くを焼失してしまい、創建時の建造物で現存しているのは、開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭、観月台のみで、いずれも重要文化財に指定されています。

桜と紅葉シーズンに行われるライトアップや、趣向を凝らしたプロジェクションマッピングが人気です🌸🍁

 

拝観情報

【拝観料】(高台寺掌美術館含む)

 大人:600円
 中高生:250円
 小学生:無料

※高台寺掌美術館は圓徳院出口付近2Fにある美術館です。
 美術館単独での入場料は300円です。

※圓徳院との共通券は、900円とお得です。

  

【拝観・開館時間】
 9:00~17:00

 

 

アクセス

京都市バス「東山安井」下車 徒歩7分

京阪電車「祇園四条」駅 下車 徒歩15分~20分

京都駅から「東山安井」までは、混んでいなければ15分ちょっとです🚌。

「祇園四条」駅から市バスに乗って「東山安井」まで行くこともできますが、高台寺までのルートが散策にいい感じなので「祇園四条」駅から歩いて向かう方が多いようです。 

 

   

 

高台寺を散策

圓徳院にも行きたいので、受付で共通券を購入。
高台寺のオリジナル絵葉書を貰えました!

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順路を進んでいくと、こじんまりとした茶室・遺芳庵が見えてきます。

なんと味のある茶室でしょう(´▽`) 。

茅葺屋根と苔の緑がなんともいえません。

江戸時代の商人の灰屋紹益が妻の吉野太夫を忍んで建てたといわれています。

大きな円窓は吉野太夫が好んだことから吉野窓と呼ばれています。

完全な円ではないのは、才色兼備で知られた吉野太夫が、不完全な自分を戒めたためだとか。

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遺芳庵は、もともと京都市上京区にあった灰屋紹益の旧邸跡から明治41年に移築されました。
しかし、なんで高台寺に移すことになったんでしょう??
何か秀吉とねねと関係があったのか?それとも単なる茶室つながり?
謎です。。

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お寺の本堂である方丈の先には天皇の勅使のみが通れる勅使門があります。

方丈と勅使門の間には、白砂を敷き詰めた前庭が広がっています。

ちょうど、砂の手入れ中でした。こうやって線を引いていくんですね。

美しい砂の文様は、月明かりを反射させるためなのだそうです🌙。

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「波心庭」と呼ばれるこの庭は、年や時期によって、庭のデザインが変わります。

いつ来ても新たな庭を楽しめるのは、砂の庭ならではですね。

桜や紅葉の時期にはライトアッププロジェクションマッピングが行われています💡✨

枯山水の庭と現代技術のコラボとは、ねねさんもびっくりしていることでしょう😲。

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書院と開山堂を繋ぐ渡り廊下の途中にある「偃月池」
廊下の中央には、池に映る月を見るための「観月台」が設けられています。
かつて秀吉が愛した「観月台」は、伏見城から移築されました。
銀閣寺でも思ったのですが、月見へのこだわりが半端ない Σ( ̄ロ ̄lll)。

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重要文化財に指定されている「開山堂」
高台寺開山の祖・三江紹益和尚を祀る塔所です。
ねねの兄・木下家定やその妻・雲照院等の像も安置されています。

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開山堂の天井には、秀吉が使った御座船の天井、ねねの御所車の天井が用いられています。

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開山堂や庭の木々を鏡のように映す「臥龍池」。美しいですね。
紅葉が少し色付き始めていました。紅葉が見頃になったら絶景でしょうね🍁。
このあたりも紅葉シーズンにはライトアップされます💡。

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開山堂から臥龍池を通り、霊屋へと続く屋根付きの渡り廊下は「臥龍廊」といいます。

階段の傾斜にそって建てたられた屋根の瓦が龍の背のように見えるということで名づけられました🐉。 確かに、龍に見えるかも?

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庭園の美しさで知られる高台寺。

「偃月池」と「臥龍池」を開山堂の左右に配した池泉回遊式庭園は、江戸初期の茶人で造園家の小堀遠州の作によるもので、桃山時代を代表する庭園です。

見事な石組みと四季折々の優美な景観は、桃山時代ならではですね。

国の史跡・名勝にも指定されています。

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霊屋から東山側へ登っていくと、向かい合う二つの茶室があります。

ひとつは「傘亭」、もうひとつは「時雨亭」です。

いずれも伏見から移築された、千利休の意匠による茶室といわれています。

「傘亭」は唐笠に似ていることから、「時雨亭」は秀吉が時雨のように不意に訪れることから、この名がつきました。

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竹林が多く植えられています。京都の寺は竹が似合いますね。

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東山の地形を生かした起伏のある道になっています。
竹林の中を歩くと凛とした気持ちになります。

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竹林の道を下っていくと、なぜか龍の顔が!!

迫力ありますね。

出口に近いところにある雲居庵では、景色を眺めながら、お抹茶を頂けます。

高台寺をぐるっと回りましたが、思っていたより広かった💦。

やっぱり、お庭は見事です! 

 ぜひ、圓徳院とセットで回ってみましょう!