【小説、映画、アニメなど】『君の名は。』以外にも色々あった!岐阜県飛騨地方が舞台の作品まとめ

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今回旅行に行った岐阜県の飛騨地方は、小説、映画、アニメ、ドラマなど、さまざまな作品の舞台になっていて、現地でポスターを見かけることもありました。

そんな、「今すぐ飛騨に行きたくなること間違いなし!?」な作品をまとめてご紹介したいと思います!

 

飛騨高山が舞台の作品

米澤穂信 古典部シリーズ

神山市という架空の都市が舞台になっていますが、作者の米澤穂信さんの出身地である岐阜県高山市がモデルになっていると思われる作品です。

ジャンルとしてはミステリーですが、殺人事件が起こるわけではなく、いわゆる「日常の謎を解く」タイプのお話なので、ミステリーの後味の悪さが苦手な人にも、おすすめです。

「古典部」といっても古典を研究する部活ではありません。

主人公・折木君が入部するまで部員ゼロで、何をする部活なのかも、不明。

放課後を自分だけで好きに過ごせるという理由で入部した折木君でしたが、先客に女子生徒がいました。

彼女、千反田さんは、おっとりした常識人ですが、一方で大変好奇心旺盛で、気になりだすと止まらず、武者震いが起こってしまうほど。

かくして「やらなくてもいいことならやらない。やらなくてはいけないことは手短に。」をモットーとする省エネ主義の灰色少年・折木君が、千反田さんに押し切られる形で学校で起こる謎を解決していきます。 

 

氷菓

第1作目の「氷菓」は、千反田さんがなぜ古典部に入ったのか、古典部の文集「氷菓」の名前に込められた意味など、過去に神山高校で起こった事件を解き明かしていく物語です。

千反田さんが由緒ある豪農の家の娘で、彼女の家のあたりの描写に、飛騨の自然を感じることができます。

愚者のエンドロール

2作目の「愚者のエンドロール」は、先輩から頼まれ、文化祭のために制作されたものの訳あって未完成のままになっているミステリー映画の結末を推理するという物語。

女帝の異名を持つ入須先輩、無敵感漂う折木君のお姉さんなど、少し怖くもあるほど優秀で個性の強いキャラクターが魅力的です。

クドリャフカの順番

3作目の「クドリャフカの順番」は、いよいよ始まった文化祭のお話。

古典部では、文集を発注ミスで大量印刷してしまい、在庫が山積みに😨。

今回は折木君だけではなく、千反田さん、漫画研究会にも所属している伊原さん、総務委員と兼任している折木君の旧友・福部君、4人の古典部員のそれぞれの視点で描かれています。

なんとか売り上げを伸ばすために奮闘する経緯が面白く、同時に高校生たちが抱える悩みがほろ苦い作品です。

遠まわりする雛

4作目の「遠まわりする雛」は、高校に入学した春から翌年の春までの一年間に身の回りで起こった謎を解いていく短編集です。

この作品の表題作「遠まわりする雛」は、高山市一之宮神社で実際に行われている、未婚の女性が平安装束で雛人形に扮して歩く“ 生きびな祭 ” をモチーフにした作品で、シリーズの中で一番、飛騨高山らしさが出ている作品だと思います。

内容的にも、今後に大きく関わるエピソードです。

ふたりの距離の概算

5作目「ふたりの距離の概算」では、2年生に進級した古典部員たちのもとに、ついに新入生が仮入部!

しかし、馴染んでいたように見えた後輩から一転、「入部しない」と告げられてしまいます。その理由は何なのか?

入部締切日当日に開催されるマラソン大会の中、走りながら解き明かしていきます。

タイトルにある “ ふたりの距離 ” が、色々な意味にとれるストーリーです。

いまさら翼といわれても

6作目「いまさら翼といわれても」は、短編集で、謎解きものではありますが、古典部員それぞれがより深く描かれた青春小説です。

合唱祭の本番前にソロパートを任されている千反田さんが行方不明に!

いったい何があったのか、折木君が解き明かしていきます。

今のところ「いまさら翼といわれても」が最新作です。
7作目「米澤穂信と古典部」は、短編も入っていますが、インタビューや対談など、シリーズファン向けの作品になっています。

 

古典部シリーズは、アニメ化及び、実写映画化もされました!

そんなに派手な作品ではないので、映像化されるのは正直、意外でした。特に、先にアニメになったのは、結構意外でしたね~。

どちらかというと実写向きの作品かな~と思っていたので。NHKあたりでドラマ化されそうなイメージでした。

氷菓

氷菓

  • 発売日: 2018/03/07
  • メディア: Prime Video
 

 実写版は、山崎賢人さん、広瀬アリスさん主演!なかなか豪華なキャスティング😲。

でも、本を読んだ後だと、二人ともちょっとイメージが違う気がしなくもないですが(^_^;)。

どちらかというと地味めな人のほうが合いそうな役どころなのに、隠しきれないキラキラ感✨が出てしまっているというか、薔薇色の高校生っぽいというか・・💧。

実写にはしやすそうな作品だと思うので、この際、人気や知名度は度外視して、はまるキャスティングにしたら意外とヒットしそうな気がしますが。。

 

 

飛騨古川を舞台にした作品

君の名は。

飛騨古川及び高山をモデルにした新海誠監督による長編アニメーション映画。

日本での映画興行収入は歴代第4位、世界では「千と千尋の神隠し」を抜いて日本映画歴代1位を記録するなど大ヒットしました。

公開直後は、映画のロケ地を回る聖地巡礼ツアーが開催されるなど、飛騨地域をにぎわせた作品です。

しかし、飛騨古川には映画館がないので、聖地で「君の名は。」見ることはできないそうですよ(T_T)。富山までいかないと駄目なんだそうです。

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ヒロインの住む「宮水神社」のモデルの一つとされる日枝神社の御旅所は、中橋のすぐ近くにあり、パワースポットとしても人気です。

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主人公・瀧君がやってくる飛騨古川駅も、ロケ地として知られています。 

東京・四谷の男子高校生と飛騨の山奥に暮らす女子高生、ふたりの主人公が、なぜかたびたび体が入れ替わってしまうという謎の現象が起こります。会ったこともない二人でしたが、入れ替わりを通じて徐々に交流していきます。しかし、ある日を境に入れ替わりはぴたっと止まります。そこには意外な真実が・・。というお話です。 

君の名は。

君の名は。

  • 発売日: 2017/07/26
  • メディア: Prime Video
 

 この映画で大きな話題になったのがRADWIMPSの音楽でした。  

君の名は。(通常盤)

君の名は。(通常盤)

  • アーティスト: RADWIMPS
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2016/08/24
  • メディア: CD
 

主題歌って作品の内容とリンクしていることもあれば、全然関係ないこともあり、どうやって作られているのかよく知らないのですが (^_^;)、「君の名は。」に関しては、RADWIMPSさんが制作初期段階から関わって楽曲を制作したのだそうですから、気合の入れ方が違いますね!

CMで流れた「前前前世」が耳に残って、そこから映画に入った人や、映画は見ていないけれど曲は聞いたことがある、という人も結構いるのではないでしょうか。

 

 

さくら

平成14年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「さくら」は、飛騨古川などを舞台にした作品です。

ハワイ生まれの日系四世の主人公さくらが自分のルーツを探るため、岐阜の中学校の教師に赴任し、日本文化に戸惑いながら、教師として、人間として、成長していくという物語。

ヒロインを演じた高野志穂さんは、本作がドラマ初出演で、さくらと同じく海外育ちなのだそうです。

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さくらが下宿した古川の和ろうそく店は、実際に営業している老舗の「三嶋和蝋燭店」さんです。セットではなく、この建物で撮影したそうです。

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ここで下宿人たちのやりとりが繰り広げられました。

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お店の前にポスターもありました。今でも作品のファンの方が訪れるそうですよ。 

 

あゝ野麦峠

「あゝ野麦峠ーある製糸工女哀史ー」は、昭和43年に山本茂実さんが発表したノンフィクション文学。そう、小説ではなく実話なんですね!

明治から大正にかけて、富国強兵の国策のもと、主要な輸出品だった生糸の生産を支えていたのが、岐阜県飛騨地方の農家に生まれた若い娘たちでした。

当時10代の娘たちは、吹雪の中、危険な野麦峠を越えて、「キカヤ」と呼ばれる長野県の諏訪、岡谷の製糸工場へ働きに出ていました。

著者の山本さんは、十数年かけて女工さんや工場関係者など数百人に詳細な聞き取り調査を行い、貧しい時代の日本を懸命に生き抜いた人々の姿を描きました。

昭和54年には「女工さんたちが生きている間に映画にして見てもらいたい」という著者の願いが届き、大竹しのぶさん主演で映画化されました。

原田美枝子さん、古手川祐子さん、三國連太郎さんら、錚々たるメンバーが出演、社会派映画としては、当時異例の大ヒットとなりました。

 

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古川にある本光寺には、飛騨から信州に出稼ぎに出た女工さんたちを偲んで「あゝ野麦峠」の文学碑と女工像が建てられています。
三寺まいりの日には、女工さんたちも着飾ってお参りに来たのだとか。

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荒城川を挟んで本光寺の向いにある「料亭旅館 八ツ三館」さんも「あゝ野麦峠」の作中に登場するゆかりの宿です。

女工さんたちや親たちでごったがえしたという建物は、登録有形文化財に指定され、今も当時の姿のまま残っています。

確かに、生糸が日本の重要な貿易品だったというのは歴史で習いましたが、それを支えていた、たくさんの人たちがいたということ、教科書には書いていない血の通った人々の歴史として胸に迫る作品です。

 

白川郷を舞台にした作品

ひぐらしのなく頃に

白川郷をモデルにしたといわれる村落・雛見沢を舞台に、村に伝わる夏祭り「綿流し」の日に毎年発生する、一人が死に一人が消える連続怪死・失踪事件を描いた連作ミステリー。

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怪事件が起きるようになって5年目の昭和58年、雛見沢村に引っ越してきた主人公・前原君は、5人のクラスメイトとも打ち解け、穏やかで楽しい村の生活を送っていましたが、「綿流し」の日、またしても事件が起こります。

この作品、びっくりなのは、ネタバレになります(注意!)が・・。

 

主人公が1作目でいきなり死んでしまうんですよΣ( ̄ロ ̄lll)。

でも2作目では、普通に生きていて、事件が始まる前の平穏な状態からスタートします。で、「綿流し」の日になると、再び事件が起こるのですが、前回とは違う経緯をたどるんですね。でもまた、悲劇的な結末になってしまいますΣ( ̄ロ ̄lll)。

しかし、次の作品でも何事もなかったかのように始まり、「綿流し」を境に悲劇が起こる、これを繰り返していきます。

結局何が起こっているのか、犯人はだれなのか、どうすれば惨劇を回避できるのか、という謎に迫っていきます。

謎を出題する「出題編」4編と、真相が明かされる「回答編」4編によって成り立っています。

 

「正解率1%のミステリー」というキャッチコピーがつけられた作品ですが、純粋なミステリーというよりはファンタジーに近い設定だと思うので、正解するのはちょっと無理じゃないか💦と思いました。

もともとは同人サークル『07th Expansion』によるサウンドノベルのゲームでしたが、10万枚を売り上げて話題になり、のちに商業化され、様々なメディアミックスが展開された作品です。

ひぐらしのなく頃に ?鬼隠し、綿流し、祟殺し、暇潰し編?[同人PCソフト]
 
第1話 「鬼隠し編 其の壱 ハジマリ」
 
「サイカイ」

ひぐらしのなく頃に解 第1話「サイカイ」

  • 発売日: 2017/12/29
  • メディア: Prime Video
 

惨劇の内容がグロテスクですし、ほとんどの登場人物がお亡くなりになるので、万人に勧められる作品ではありませんが💦、どう転んでも避けられないように思えた悲劇を乗り越える道筋が見えはじめ、逆転劇を繰り広げていく展開は、カタルシスもありますので、興味のある方は最後まで見たほうがいいですよ。

 

 以上、飛騨地方を舞台にした作品でした。